REPORT

おとな学部
大人だけではじめてのSUP@森戸海岸。みんなで無人島へ冒険!

皆さん、SUP(サップ)ってご存じですか?「Stand Up Paddle Boarding」の略称です。海の上を一寸法師みたいに漕いで散歩する遊びです。このSUPが大変気持ちよく、少し練習するとある程度進めるようになるので、大人たちと遊ぶのにぴったりなのであります(ただ、スタートするハードルが低いため、海の危険性を分からずコンディション判断を誤って事故につながるケースも多いのがこの遊びの怖いところです)。

そんなわけで、私たち、海のそばに住んで海遊びが日常の原っぱスタッフがガイドしまして、皆さんとSUP遊びに出かけてきました。

今回の練習場所は葉山町の静かなビーチ、真名瀬海岸。静かな内海で練習にぴったり。そして沖合500mほどには無人島「名島」が浮かんでいるので、ある程度練習でうまく皆さんが漕げるようになったらこの島に渡るのが本日の目標。500m沖だからと侮るなかれ。途中は海流の激しいエリアがあったり、外海に出るので、風を直撃したりで、判断を誤ったりスキルが足りないと遭難の可能性のある場所です。

そんなわけで、まずは練習から。陸上でパドルの扱いの基本をトレーニング。だいたいイメージがついたらさっそく海上へGO!

波がない内海でも、水の上に立つのは慣れないうちは難しいのです…。ぼちゃんぼちゃん海に落ちる大人たち。みんな真剣そのものだし、一度落ちると上がるのがそりゃ大変…。あっという間に体力が削られていくわけですが、全てを忘れて自分のために遊ぶ時間ってのは大人にとって貴重だと思うのです。皆さん、すっかり夢中に。

SUPは漕いでも楽しいのですが、のんびり海上に寝転がっちゃうのもまたいいのです。

午後になっておおよそ、漕げるようになったし、コンディションが安定していたので、思い切って島へ向けて漕ぎ出しました。ものの15分ほどで渡れる距離の島です。でも、小さな冒険の達成感は格別なもの。そして、島から見る陸地の景色、これまた格別なのです。

島ではシュノーケルで遊んだり、のんびり寝転んだり。思い思いの時間を過ごしました。

抜群のコンディションに恵まれたこの日ですが、自然で遊ぶということは、いつだってこんなパーフェクトコンディションなわけではありません。大荒れで遊べないということだってよくあること。そんな風にコントロールできない自然だからこそ、いい形で天気もはまった時の喜びは格別です。

大人の皆さん、日常を離れて一緒に遊びましょー!

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