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HandiHouse project × 原っぱ大学 セイシュンラボ第2期 参加者募集中

10歳‐15歳対象。巨大倉庫に「秘密基地」をつくる半年間のプロジェクト

こんにちは。原っぱ大学ガクチョーツカコシです。原っぱ大学と建築集団HandiHouse project(以下、ハンディ)との共同企画「セイシュンラボ」の第2期の募集を開始します!10歳‐15歳のセイシュン世代を対象に、「心から遊ぶ」と「本気でつくる」を行ったり来たりする場。2019年11月からスタートする全6回、約半年間のプログラムです。

ハンディが拠点として活動する鶴見の巨大倉庫に10歳‐15歳のセイシュン世代が集い、自分たちの巨大な「秘密基地」もとい「建築物」を自分たちで作り続ける。ざっくり書くとそんなプロジェクトです。

この4月から半年間実施してきた第1期の様子をちょっとご紹介します。

第1期では個性豊かな17名のセイシュン世代の仲間たちが「秘密基地を作るぞー」という掛け声のもとに集まりました。緻密な設計図を書いてくる子、ゴールを定めず手あたり次第材料を加工しはじめる子、イメージと自分のアウトプットの差に愕然とする子…。それぞれがたくさんの材料と道具に囲まれ、悩み、失敗し、ちょっと成功体験を積む、そんな繰り返しの時間でした。

最初はバラバラのものを作っていた子達が、「秘密基地」の全体像が見えだすと次第にっ協力し合い、加速し、場への愛着が高まることで時にぶつかり合い・・・。なんてことを繰り返し、写真のような何とも言えない「建築物」に到達しました。(第1期の活動の記録はこちら)。

秘密の小部屋、ベッド、梯子、階段、電話ボックス、カフェ、ブランコ…。なんだかよくわからない色々な思いと手を動かしながら出現してきた区画がグチャグチャっと一体となった不思議な空間です。看板もたくさんあるし、まるで「秘密基地」ではないのだけど、そんなことはもはやどうでもいい…。

1期で作ってきたカオスな建物を受け継ぎ、発展、拡大、改修を続ける

まだまだ発展途中のカオスなこの「建築物」を受け継ぎ、さらに拡大・進化させたり、壁や床や建具などのディテールにこだわったり、時には一部分を取り除いて作り直したり…。そんな発展を担うのが、この建物を受け継ぐ第2期メンバーの役割です。この構築物、完成はまだまだ見えません(『完成』という状態が存在するのかもわかりません)。そこに参加する一人一人が発想し、仲間と相談し、手を動かしていくことでちょっとずつ進化し続ける。セイシュン世代の設計・施工による横浜の「サグラダ・ファミリア」です(大きく出てしまった…)。

このプロジェクトを通じて僕がセイシュン世代のみんなに渡せたらいいなと思っていることが3つあります。

1つめ:「遊ぶ」と「つくる」の間を行ったり来たりできるように

原っぱ大学を通じて僕はこれまで「感じるままに、思いつくままに、余計なことを考えずに遊ぼう」と言い続けてきました。「本気の遊び心」、それが全力で発揮されるときのエネルギーってものすごい。セイシュンラボでも参加者一人一人のそんなエネルギーを大切にしていきたい。

一方で実施してきたセイシュンラボ1期を通じて痛感しました。「つくる」ことって本当に難しいんです。忍耐がいるんです。試行錯誤して、失敗を繰り返して、頭を悩ませて、イライラしたり、もう嫌だーと思いながら手と頭を動かし続けた結果、ほんのちょっと自分のイメージに近づく。そんなプロセスを通らなくちゃいけません。自分自身が思い描いているイメージが壮大であればあるほど、自分のつくれるものとのギャップに打ちひしがれ、手が止まってしまうことが多々あるんです。

そこで、大人が作り方を「教える」ことは簡単にできます。でもそれを子どもたちが試行錯誤する時間を待たずにやっちゃうと、せっかく一人一人の中に生まれていたイメージの炎を消してしまう。一人一人の心のうちから湧き上がる「こんなものを作りたい」という思いやイメージを大切にしながら、大人は「つくる」プロセスに寄りそう。試行錯誤をやりきるまで待つ。時に失敗したり、後戻りしたりしながら、一人一人がその先の喜びにたどりつく瞬間がたくさん生まれる。そんな場にしていきたいと思っています。

↓春に実施したセイシュンラボ体験会の様子。2分間の素敵な動画です。filmed & edited by mmfilms/music by STR

2つめ:「学校」でも「地域」でもない仲間と出会い、つながる

原っぱ大学の「セイシュン」の取り組みでずっと一番大事にしてきたのはことは、セイシュンラボでも大切にしたい。セイシュン世代(10歳‐15歳)は仲間の存在が何よりも大切になってくるお年頃。学校や地域でのいつもの仲間は尊いものだし、かけがえのないものだと思うけど…。多感で不器用なお年頃だから、何かの拍子でうまくいかなくなることだってあると思います。

そんなときに、学校や地域に限らない仲間の顔が浮かぶことがどれだけ心強いことか…(もう30年近く前だけど、僕も思春期をそんな仲間たちのおかげで何とか乗り切れました)。

一緒につくる、というプロセスを通して、初めて会った者同士でもあっという間に仲間になれる。もちろんケンカだってあると思います。嫌な思いをしてしまうことだってあります。でもそんな時間も含めて、半年間、程よい距離で一緒に過ごす仲間達はきっとかけがえのないものになるはずです。

3つ目:変な大人たちと分かち合う

自慢じゃないですがセイシュンラボのスタッフは変な(愉快な)大人たちです。ハンディのみんなは建築業界の異端児と言われながら、腕ひとつで愉快にご飯を食べているプロ集団。「つくる」ことの楽しさ、苦しさ、その先にある喜びをたくさんたくさん、経験してきています。そんな経験を参加者のみんなにもしてほしい、と言っています。

だから時に一緒に悩む。あるいは「本当にそんなので満足できるの?」と挑発してきます。あるいは、「俺だったらこうやってつくるな」とプロの技を見せてくれるかもしれません。仲間として、師匠として、皆の「作る」時間を一緒に生み出してくれる。このプロジェクトにぴったりの大人たちです。

原っぱ大学のスタッフは、ハンディほどものづくりはできませんが(当然)。遊ぶことを心から知り尽くしています。子どもたちの眼差し、心の機微を尊重する大人だからこそ、適当に言いたいことを言いまくり、一緒に笑って一緒に遊び一人一人を見守ることができます。

僕ら、このセイシュンラボを運営するスタッフは参加者を「お客様」扱いしません。「生徒」扱いしません。もちろん「子ども」扱いしません。スタッフひとりひとりが一人の人間として、参加者のひとりひとりと向き合う、そんな場を作っていこうと思っています。

一緒に手を動かすとき、他愛もないおしゃべりのなか、お昼ご飯を食べながら…。そんな瞬間瞬間で「変な大人」たちとふれあい、分かち合い、「ああ、こんな大人もアリなのね」なんて感じてもらえたらうれしいです。

と、ここまでは僕の思いを書きましたが、このゆるやかな「遊びとものづくり」の場から何を持ち帰って何に喜びを感じるかはすべて、ひとりひとりのもの。ぜひ、感じるままに、心の赴くままに、仲間たちと遊び、つくる時間を過ごしてくれればと思います。セイシュン世代、集まれ~!

プログラム概要

■プログラムでやること
第1期で作ってきた「秘密基地」を受け継ぎ、半年間かけてさらにこれを増改築、進化させていきます。作って、そこで遊ぶ。大人スタッフは道具の基本的な使い方と危険な道具を使用する際のサポート、作る工程が難しい箇所のサポートやアイディア出しのお手伝いをします。このプロジェクトの主役はセイシュン世代のみんな。失敗したり、仲間とぶつかったりしながら、それぞれの思いを形にしていく、そんな時間を作りたいと思っています。「秘密基地」の解釈は皆さんにお任せします。なんでも、アリです…。

■月1回、第2土曜日に活動する全6回半年間のプログラムです
2019年11月9日(土)より毎月、第2土曜日に活動する半年間のプログラムです。3月の最終週には集大成の「合宿」を行います。

■会場はハンディの拠点「HandiLabo」
会場はハンディの拠点「HandiLabo」。横浜市鶴見区駒岡にある古い巨大倉庫です。この倉庫の一角にセイシュンラボの秘密基地を作り続けます。詳しいアクセスは参加者に別途お知らせします(公共交通機関ご利用の場合、JR横須賀線新川崎駅よりバス10分です)。参加者自身で現地に来てくださることが参加条件ですが、第1回、第2回は新川崎駅にスタッフがお迎えに行きます。

■半年間の大まかなプログラムの流れ
HandiLaboの一角にみんなの「秘密基地」をつくる、というのがプログラムの大きな骨子です。それ以外にも、家具をつくったり、車を作ったり、思い思いの「作りたい」ものを作る時間にできればと思っています。材料、道具、スペースには限りがあるため、仲間たちとの協力が必要な場面も出てきます。

大まかな半年間の流れとしては下記の通りをイメージしています。(実際進めるうえで変更があることはご容赦ください)

11/2(土) 事前オリエンテーション&保護者説明会
第1回目からの活動にスムーズに入れるために活動開始前に集まり、安全を守るためのルール、道具の使い方レクチャー、半年間で何をつくっていきたいかのイメージをつくるか話し合うなど、事前オリエンテーションの時間を設けます。また保護者の皆さんにも現場をみていただき、活動内容や安全管理についてお伝えする場を同時に設けます。

第1回 11/9(土) お互いを知る、まずは手を動かしてみる
初日はまずは手を動かしてみること。正しい道具の使い方を知ってとにかくやってみる。失敗OK。自分のできることを知る。仲間と「同じ釜の飯」を食べて、お互いを知る、ってところからはじめます。

第2回 12/14(土) 進化させる、とにかくやってみる
1回目に手を動かした経験を生かして、大人スタッフの力を借りたり、さらに技術を学んだりして進めてみる。ただ手を動かすだけでなく、作りたい形を見据えてイメージを具現化してみる。壁にぶつかったり、一人一人の得意なことや苦手なこと、やりたいことややりたくないことが具体的に見えてくる頃合いなのでみんなで話す「作戦会議」の時間をしっかり設けます。

第3回 2020年1/11(土) 自分たちの作業を俯瞰してみる。方針を考える
2回の活動を経て、何等か形ができてきているタイミング。ただ、どうしても手元の具体的な作業に没頭しがち。改めて全体を俯瞰してとらえて、少し先のゴールに意識を向けながら、改めて自分たちがどんなものをつくっていきたいのか、それに対して足りないこと、もっとやるべきことは何なのか皆で話しあって決めていきます。

第4回 2/8(土) イメージを具体化してひたすら手を動かす
後半戦に差し掛かり、ひたすら作る。道具の使い方、設計を形にするスキルも上がっているので、仲間たちと共同作業ができるようになっているはず…。突き進むのみ。

第5回 3/14(土)細部にこだわる
いよいよ、最終回が近づいてきました。俯瞰してみて、細部を見て、ディテールは格好良くなっているか、自分たちのイメージに近づいているか。最後の総仕上げを行います。

第6回 3/29(日)-3/30(月) 合宿 完成させる、たっぷり遊ぶ
この2日間の合宿でみんなの「基地」を完成させます。基地の中に潜り込んでご飯を食べるもよし、出来上がったアスレチックで遊ぶもよし、寝るもよし、ゲームを持ち込んで遊ぶもよし。完成させて存分に遊ぶ。それだけの合宿です。ちなみに第1期の合宿では皆で話して、基地を縦横無尽に走る「流しそーめん」を作りました(下の写真)。何をして遊ぶかは参加者のみんな次第!

※印の2回(第1回、第2回)は原っぱ大学のお料理バンチョーあやさんのお昼ご飯を提供します(2回分の食事代は参加費に含みます)。皆で同じご飯を食べながら親交を深める回にできればと思います。

■事前オリエンテーション・保護者説明会について
セイシュンラボはプロが使う電動工具等を扱う現場です。また、建築物も高さがあり、一人一人が安全についての意識を高めて参加してくれることが必要です。安全に安心して「作る」環境を整えるため、参加者の皆さんおよび保護者の皆さんを集めての事前オリエンテーションを11/2(土)に実施します。

現場での安全の守り方、道具の使い方をレクチャーするとともに、実際に現場で今、作られているものに触れ、今後どんなものを作っていきたいかイメージを膨らませる時間とします。保護者の方への説明会もこの場で行います。

大切なお子さんをお預かりしての活動となるため、保護者の方とお会いする場をスタート時に必ず設けたく、11/2(土)のご都合が悪い場合には第1回(11/9)のプログラム開始前に予備日として、保護者の皆さんとお会いする日程を作れればと思っております)。
※オリエンテーション・保護者説明会の開始時間等の詳細はプログラムにお申込みくださった方にお知らせします。

■1日の活動の流れ
10:30 現地集合・活動開始
12:00 お昼ご飯
12:45 午後に向けての作戦会議
13:00 午後の活動開始
15:15 片付け開始
15:30 解散

■連絡やプロジェクトの進捗はFacebookコミュニティで
参加者の現地での様子やプロジェクトの進捗をお伝えしたり、もろもろの連絡、出欠の確認をスムーズに行うため、参加者保護者及びスタッフが参加するFacebookコミュニティを立ち上げます。メールよりも一方通行にならずにやりとりができるため、Facebookグループへのご参加をご協力ください。

自分が“楽しいこと、もの、じかん”を自分で作ってみない?

ぼくらHandiHouse project(ハンディハウスプロジェクト)は名前のとおり、できるだけ自分たちの手で家をつくっているんだ。みんなで家をつくるのは、最高に楽しいことなんだけど、そのぶん、時間はかかるし、苦労も多い。難しいことやうまくいかないこともたくさんある。

でも、そうやって自分たちでつくってみて、うまくいかなければ、原因を考えてまたやり直してみることをくり返していると
いつの間にか、いろいろなことができるようになってきた。きっと学校や本で勉強するよりももっとたくさんのことを学ぶことができたんだ。

そんなぼくらだからいま思うことは、「自分でつくってみよう!」ということ。

何をつくってもいい、自分でつくれるものだったら。自分でつくれないものをつくってもいい。そのときは仲間とつくろう。失敗してもいい。失敗したら失敗をおもしろがって新しいものにチャレンジしたらいい。

「失敗なんて一度もない、うまくいかない1万通りの方法を見つけただけだ」ってエジソンは言ったよね。

失敗して、頭をひねって、自分のほしいものを自分で、または仲間とつくる。

そんなステキな場所を原っぱ大学と一緒にぼくらの基地「HandiLabo」につくろうと思うんだ。

どんなものができるか、ワクワクしてきた!もしかしたら、うまくいかなくてちょっとケガすることやケンカすることもあるかもしれない。でも、大人は必要なときに少しお手伝いするだけ。だって、主人公はセイシュン世代のみんなだからね。ぼくらは、なにかをつくりきった後の達成感と、それでおもいっきり遊んだときのハッピーを知ってるから、なにがあっても「絶対に楽しい!」って言いきれるんだ。

大人が逆立ちしてもつくれないようなセイシュンなみんなにしかつくれないようなそんな楽しい遊び場を一緒につくろう!ぼくらの基地を開けて、みんなのことを待ってるよ!!

HandiHouse project
セイシュンラボ担当 荒木 伸哉(アラーキー)、須藤 直紀(すーさん)

All photos by Yoichi Sato

セイシュンラボ第1期 募集要綱(2019年4月スタート)

■募集定員
15名
※最少催行8名
※定員に達し次第受付を終了します

■対象年齢
10歳‐15歳
※10歳になる学齢から参加対象です。
※家族単位参加で行う通常の原っぱ大学の活動とは異なり、お子さん個人としての参加になります。

■活動場所
HandiLabo
神奈川県横浜市鶴見区駒岡4丁目30−49
※JR横須賀線新川崎駅よりバスで10分

■対象期間
2019年11月-2020年3月

■活動予定日 第2土曜日
事前オリエンテーション・保護者説明会 11/2(土)
第1回 11/9(土)
第2回 12/14(土)
第3回 1/11(土)
第4回 2/8(土)
第5回 3/14(土)
第6回 3/29(日)‐30(月)

※事前オリエンテーションは必ずご参加ください。ご参加が難しい場合は第1回の開始前、早めの時間に11/2に来られなった皆さんにレクチャーを実施します。
※最終回のみ1泊2日の合宿を行います。HandiLabo周辺施設に宿泊予定、2日間思い切り作る、遊ぶ日にする予定です。宿泊費実費のみ、参加費とは別にご負担ください。
※諸事情によりお休みされた場合、下記記載のプラスデーに振替参加可能です

■プラスデーについて
諸事情により欠席された方の振替日です。
12/28(土)
2/29(土)

■参加費
入学金 5,000円(税別)
一括支払い 72,000円(税別)
月々支払い 12,000円(税別)/月×6回
※参加費には全6回の保険代、材料費、道具レンタル代、第1回、2回の昼食代等を含みます。3月の合宿宿泊費実費のみ、別途追加でお支払いをお願いします
※年額一括の場合、途中退会されてもご返金いたしません。月々のお支払につきましては退会希望前月の15日までのお申し出により、退会月よりお支払は不要です。

■応募締切
2019年10月30日(日)24時 ※定員に達し次第締め切らせていただきます

■お申し込み方法
下記ボタンを押し、その先の応募フォームに必要情報をご入力ください。
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