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心ゆくまでギャングらしく過ごそうじゃないか

ルールはただ1つ。怪我をしない、させない

「ギャングコース」 。不穏なネーミングに聞こえるかもしれませんが、僕らが思いを込めて、至って真面目につけたコース名です。

wikipediaによると「ギャング」は「仲間」を意味し、語源は「出発」や「旅立ち」なのだそう。「ギャングエイジ」という言葉があります。子ども達が親から離れて、仲間と自分たちの世界をつくっていく時期のこと。過程で徒党を組んだり、イタズラしたり、大人の言うことを聞かなくなったり、秘密をもったり。この仲間と“ワルさ”をするのは成長の過程においてとっても大事なフェーズ。仲間同士でぶつかりながら喜怒哀楽をフルに発動させるフェーズなんです(僕も自分自身のそんなギャングな日々をはっきりと覚えていますし、僕らスタッフの子どもらもまさにギャングど真ん中世代です)。

「ギャングコース」は、ギャングエイジの入口に差し掛かった子ども達も、あるいは遠い昔に経験した大人たちも、ギャングの心をもって、自分の気持ちに素直に、仲間たちと共に思い切り「遊ぶ」場です。泥にまみれるのも、火と戯れるのも、落とし穴を掘るのも、秘密基地をつくるのも、探検にでかけるのも、ぜんぶOK。社会の目など気にせず、思い切り遊ぶ。ただし怪我をしないように、させないように。自分の身は自分で守る。

正解も、教科書も、先生もない。さあどうする?

もちろん、「ギャング」にはいろんな形があると思います。やんちゃに飛び回るのもOK、じっくり自分の世界に向き合うのもOK、おっかなびっくりもOK、人見知りもOK、なんだっていい。それぞれのありのままで遊ぶのが原っぱ大学。

そして、「ギャング」ゆえに理不尽な衝突が起こることもあると思います。ケンカだったり、見方によっては意地悪に見える言葉や態度が飛び出すことだってあると思います。

でも、そんなときにそういう色んなことをさっと排除してなかったことにするのでなく、向き合う。僕らスタッフも、参加者の大人の皆さんも、子どもたちも。

僕らのフィールドには「正解」がありません。
教科書もありません。
丁寧に教えてくれる先生もいません。

あるのは自由なフィールドと、ちょっとしたヒントと、仲間と、少しばかりの道具と材料。その環境に親と子でどう向き合って、どう楽しみ切るか。そんな「問い」そのものが原っぱ大学のコンセプトです。

さあ遊ぼうぜ、ギャングたち!

原っぱ大学ガクチョー
塚越 暁