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「ダンボール秘密基地づくり」の作り方 <Vol.3>イベント当日編 Part1

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Vol.2はこちら

こんにちは。3回目の今回は当日の心得を解説します~。当日、やることはそれほど多くありません。主催者として意識したいことは主に以下の3つです。

1)安全管理・指導
2)場が盛り上がるよう枠を整える
3)資材の管理

1)安全管理・指導について
これは子どもを預かるイベントとして当然。カッターの怪我はもちろん、ロケーションによっては車道への飛び出しなど、危ない場所は事前に確認しておきましょう。あと、僕がいつも心がけていることは参加されている保護者の皆さんにも安全管理の一翼を担ってくださるようにお願いすること。自分の子どもだけでなく、周囲のほかの子どもも、同じイベントに参加する仲間として、お互い見守るようにお願いしています。これ、結構大切だなーと。

2)場が盛り上がるよう枠を整える
ここが腕の見せ所です。場が温まったら勝手に進化していくのがダンボール秘密基地。いかに早く、大人・子どもの心に火をつけるか、主催者の腕の見せ所です。僕が普段やっているちょっとした工夫をいくつか公開します~。

・イベントが始まる前にスタッフと見本をつくる
いきなり参加して、ダンボールの山を見せて、「はいどうぞ」と言われてもイメージがわかないもの。何をつくればいいのか、どこまで無茶苦茶やっていいのか、枠を取り払うためにも、スタッフがサンプルをつくります。雑でいいです。

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・看板をつくる
大きな看板があると、その日のテーマが分かるので。あと、絵具をふんだんに使うと、なるほど、そんな風にふんだんに絵具で落書きしていいのね、というのが伝わります。

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・スタッフにとにかく率先して楽しんでもらう
スタッフが「スタッフ」としているのでなく、参加者の一部のように、率先して楽しんでいると、参加者もスイッチが入りやすくなります。

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・カメラ班を用意する
親というのは写真を撮りたがるものです。ただ、写真を撮ることに夢中になっちゃうと、どうしても行為を楽しむことを忘れちゃう。なので、原っぱ大学のイベントではスタッフにカメラ係を配することが多いです。イベント終了後、その日の写真は写真共有サービスにアップして、皆さんにシェアします(もちろん、無料ですよー)。そうすれば、写真を撮ることに集中して、思いっきり遊べない、なんてことが避けられます。

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・ダンボールは一か所に、山盛りに
日常で見たことのないダンボールの山を見ると、人はワクワクするものです。あまりばらばらとせず、たくさんあるように演出することが大切であります。

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3)資材の管理
特に意識したいのが絵具とガムテープの管理。放っておくと、あっという間に無くなります。ガムテープは小出しにする。絵具は絵具担当スタッフを置いて、小分けにして子どもに渡す。これをやらないとあっという間に資材が底をつきます…。

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ということでしたー。次回、最終回は当日の流れとスタッフの動きについてです~。

<関連リンク>
「ダンボール秘密基地づくり」の作り方 <Vol.1>事前準備編 Part1
「ダンボール秘密基地づくり」の作り方 <Vol.2>事前準備編 Part2

【レポート】11/2ダンボールで大ナゴヤ城づくり@名古屋
【レポート】8/10「ダンボール家づくり」@NPO法人びりぃぶ
【レポート】5/19 「ダンボール秘密基地づくり」 RAINBOW PICNIC @相模原
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