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場所のチカラ

昨日は次回のイベントの下見に朝霧高原のキャンプ場まで半日で往復(行程500㎞!)、帰ってきてから家族で葉山の長者ヶ崎の海水浴場で夕方から海水浴、という充実した一日でした。

で、思うこと。場所のチカラというのはすごい。机の上でぼんやりと考えていたことが、その場所に行くとキューッとリアルになる。具体的にどういう流れで、何をやって、天候が悪かったらどう対処して、気にするべきはなにで、細部が定まって、イベントの輪郭がはっきりしてくる。いつもそう。机に向かってぼんやりしていたときはなんか不安、なんか違う、と思っていたことに自信をもてる。ヒトは頭のなかだけで考えているのではなくて、体中で受けるインプットで脳ミソを動かしているのだなぁと。

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ちょっと話がそれるのですが、昨日の夕方に行った長者ヶ崎の海水浴場、最高でした。秋冬はよく訪れるこの海岸、でも夏場に泳ぎに行ったのは初めて。こじんまりとしたビーチに海の家が2軒。どちらも音楽を轟音で轟かすこともなく、ひっそりとしたたたずまい。夕方の遅い時間だったこともあるけど、人は少なくて、少人数のグループが若者も家族連れもカップルものんびり楽しんでいる感じ。(うちの奥さんが感激していたのが、若者グループがしっかり周囲のゴミを集めて、丁寧に拾って帰っていたということ。
当たり前といえば当たり前だけど、逗子ではなかなか…)

特筆すべきは遊泳エリアです。(3mぐらい行くとドボンと深くなって僕でも足が届かないので、子どもと行くときはライジャケか浮き輪が必須です。)遊泳区域の中に沖の岩場が含まれていてそこが最高に楽しい。海底も岩で水が澄んでいて、岩場の周りに魚がたくさん。うちのムスメ(4歳)は昨日、初めてちゃんとシュノーケルをつけて(浮き輪とブギボードのサポートつき)岩場の周りをゆっくり海中散歩しました。魚たちの世界に驚くムスメ、その驚きを分けてもらっている自分、最高の時間です。岩場には何人かシュノーケリングをしている人たちがいて、「気持ちいいですねぇ」「いい季節だね」なんて自然に笑みがこぼれて声をかけあう至極の時間。

湘南エリア、魅力をたっぷり知っているつもりでも、また新しい魅力を発見しました。季節、時間が違えば魅力も感じ方もまるで違う。

その日、その時にその場所にいることが大切だなと。

場所のチカラ。ふむ。