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ちゃんと思っていること、今の状況をまとめようかと。

こんにちは。原っぱ大学ガクチョーの塚越です。

今まで、原っぱ大学のサイト内でブログっぽくというか備忘録っぽく思ったことを書いていたのですが、ほかのコンテンツと混ざってしまってイマイチだなと思っておりまして。また、会社に行かなくなってからここ1カ月ぐらいの気持ちや考えの変化がとても大きく、ちゃんとその時々に考えていることをまとめていきたいなと思って、サイトとは切り離して、自分自身の記録をつけてみようかなと思っています。

ワタクシ、先月(7月)より11年勤めた会社に行かなくなり、生活のリズムの変化とそれによる自分の感覚や考え方、周囲の状況の変化に驚くばかりでして。それこそ数日単位で変化していく自分がいる。それを受け入れられる自分がいる(これも大きな変化)。なので、今、この瞬間の思いや感覚は次の瞬間には変わっているだろうと思い、その変化が見えたらきっと面白いかなーと。

ということで、その時その時に感じていること、思っていること、構想していることをなるべく素直に(人様にご迷惑をかけない前提で)記していこうと思います。

変わらなそうなこと:子どもの機会・選択肢を作りたい

自分の変化について書いていくとすると、まずは変わらなそう(変わらないだろうと自分が思っている)ことについて記録しておくのがいいかなと。それは僕が会社を辞めて実現しようと思っている世界、やりたいこと。ここ1カ月ぐらい動き回って、根本のゴールというか目指す世界観はそれほどブレないかな、と思っています。

それは子どもたちにもっと多くの出会いの機会、学びの選択肢を提供したいということ。多様な大人との出会い、幅広い経験を通して、自ら考える、自ら感じる、自ら選択する、自ら表現する、そんなことができる子どもを増えたらいいなと思っているんです。大人がああせい、こうせい、というのではなく、僕はこれが好き、僕はこれがやりたい、そう言える子が増えたらいいな(もちろん、一番そうなってほしいのはわが子)。きっとこれからはそういうことが求められる世の中になってくるから。

僕自身の場合はそこに気づくのにすごく時間がかかった。「自分の選択」に出会うまで35年かかっているわけで、でもきっと、たくさんの出会いやきっかけを積み重ねると自ら動ける子たちがたくさん出てくるんじゃないかなと。それって素敵な未来だなって。そこに自分が貢献できたら最高だなとそんなことを思っています。

変わりそうなこと:事業としての表現方法

僕は上に書いた世界を放課後に「子どもの大学」を作ることで実現しようと思って会社を辞めました。塾や既存の習い事からのスイッチとして、子どもたち自らが学びたい「学科」を学べる放課後の学び舎。学校の勉強が不得意でも、野球やサッカーが得意じゃなくても、自分の「好き」が見つかる場を作りたいなと。それを事業として成立させようとスタートしたわけです。

でもこれ、なかなか簡単じゃない。単純に「子どもの大学」といっても、その思いには共感してくれる人がいても、「価値」を感じて貴重な子どもの時間とお金を注いでくださるかは別問題。ゴールと成果が明確な「学習」にはお金を払う文化がある。でも、あいまいな?「体験」にお金を払う文化があまりなさそう。そしてじゃあ、お金を払えない家庭の子はどうするの?などなど。誰からいただくお金で事業を継続していくか。まだまだ練り込みが甘いということが、教育マーケットの先輩や、親御さんと話していて明確になってきたんです(会社辞める前に明確にしておくべきでしたが…)。

現段階でのひとつの結論は、このマーケットで思いをベースとした事業を回せるようになるにはとても時間がかかるということ。それだけ取り組む価値もあると思っているんです。なので、当面はライスワーク(食べていくための仕事)を大切にしつつ、ライフワーク(子どもの大学構想)は長期的な目線で実績の積み上げとトライ&エラーを繰り返してみようかな、と思っています。