深夜のマクドナルドで。
昨年の暮れぐらいから、人と合う頻度が増えています。BANOBA「ナカノヒト」に記事を掲載していただいたおかげて、事業化に向けての自分の夢の輪郭がはっきりとして、逆に言うと、煮詰めが甘いポイントも明確になってきて。こうやっていろいろな方々とお話していく中で、シャープにしていけるといいなと思う今日この頃です。一昨日の晩は男二人、マクドナルドで深夜2時ごろまで話し合っていました。お相手は尊敬する逗子のウォーターマン。海、自然、という切り口で子どもや地域に価値を提供するライフスタイルを実践している方。
その対話での大きな気づきは2つありました。
1)まずは場所を特定しよう
アイディアがぼんやりとしているのは場所のイメージが曖昧だから、というのがその方のご指摘。ぼんやりと東京と地元(逗子鎌倉エリア)でスタートして、あとは場所はどこでもいいからゆるりと広げていけばいい、と考えていたのですが「どこでもいい」は何も言っていないということだなと。絞ること。絞ると決めてアイディアを絞ること。絞る、絞る、絞る、この繰り返しが具体化の道で、その一歩目はエリアだと改めて思いました。イベントを企画するときでもそうなんですよね。スタッフにしてもコンテンツにしても場所の制約がとても大きいので、なるべく具体的に場所を絞ってイメージすることが次の一歩のきっかけになる。大きな気づきでした。
2)僕は「専門家」ではない
その方は僕から見て「海」の専門家でした。海にまつわるエピソードのひとつひとつが面白い、深い。ハワイのワイメアベイで巨大な波に乗った話、タヒチで真珠を養殖する仕事をした話、水難レスキューついて熱く語る姿勢。海というひとつの大きな軸がある方なんだなって。僕も海は好きですが、そこまでの関わりはしていない…。でも、それでいい、というのが気づき。僕は専門家でない分、色んなそういう専門家の方々を、今風に言えば「キュレーション」して場を作っていくのが僕の役割だと改めて思いました。
深夜のマックでいい年した男二人が夢を語らう。
いい景色だなーと我ながら思ってしまう熱い晩でありました(自画自賛、失礼)。