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参加者募集中!「ホンキのカメラ学科」3/23、24、30

基礎から一眼レフカメラを学べる!
カメラ片手に湘南を駆け回る3日間
子どもフォトグラファー(コドグラファー)になろう!

 
写真を撮るのって大人も子どももなく
純粋にワクワクする体験だと思いません?

こんにちは。子ども原っぱ大学 ツカコシです。皆さんは初めて自分のカメラを持ったときのことを覚えていますか?僕は小学校の低学年のときにおばさんが誕生日プレゼントにくれた、ドラゴンボールのキャラクター(確か悟空とウーロン)付きの子ども用カメラでした。ちゃんとフィルムが入れられて、色んなものを撮影して、現像に出して、ブレブレの何だか分からないプリントを見て…。すごくワクワクしたのを思い出します。当時の気持ちを振り返ってみると、カメラという「大人の道具」を使って自分なりの「作品」を形にできたことがうれしかった気がします。
そして、ここ1、2年は親として自分の子どもがカメラに触れるのを見て、同じようなことを感じます。僕のカメラやiPhoneを借りてシャッターを切るときの子どもたちのうれしそうな顔。そこには20年以上前の僕と同じ喜びを味わっている子どもがいます。でも、カメラやケータイを壊されたら嫌だなー、という浅い大人の思いが少々、教えるにも自分もよくわかっていないという自信の無さが少々で、カメラを子どもに渡す機会が減ってしまいました。頭のどこかでは子どもたちがカメラで表現できたら素敵だなと思っているのに。
そんな折、今回の学科の講師を務めてくださる中村こども先生の「codograph」に出会いました。

7歳コドグラファーの作品。金色のカマキリ


カメラの基本をトライ&エラーで
ひとつひとつ技術習得

「codograph」は子どもたちに写真を撮ることを一つ一つ教える、島根県を拠点とした子ども向けの写真教育プロジェクト。ただ単に子どもとカメラを撮るワークショップではなく、あえてカメラのオート機能をOFFにして、シャッタースピード、絞りなど基本的なことからトライ&エラーしながら身体で覚えつつ、写真の技術を教えてくれるプロジェクト。そのプロセスを通じて表現する喜びや成長機会を提供するというものです。まさしく、僕が自分の子どもに提供したいと思っていた場ではありませんか!ということで、衝動的に中村先生にお声掛けをして、今回の企画に繋がりました。そして皆さん、ここに載せている写真のひとつひとつを見てください!どれも子どもたちが撮ったもの。自分の子どもが(あるいは自分自身が)写真でこんな表現ができるようになると想像すると、とてもとてもワクワクしません?(もっと見たい方はcodographのサイトへ)

7歳コドグラファーの作品。プールの水のゆらめき

9歳コドグラファーの作品。泣いて抱っこされる少女


中村先生との打ち合わせを通して、大いに共感したこと、なるほどと目から鱗が落ちたこと、それぞれ1つずつあります。

大いに共感したこと:
「写真はこれからの時代、言語を超える表現になる。だからコミュニケーションの手段として、小さいうちから身に着けるべき」

そうだと思うんです!だって、自分がインターネットを見るとき、雑誌を見るとき、まず写真からですもの。思い通りに写真を撮れるようになれば言葉が多少下手でもきっと上手にコミュニケーションがとれる。そしてそういう時代にどんどんなっていっていると思います。だからこそ子どもに写真を通した表現技術を身に着けてほしい、って強く思います。

目から鱗が落ちたこと:
「写真は基礎を覚えて反復練習だから。野球だって料理だってそうでしょ」

なんとなく、カメラのクラスというとアートな感じ、インスピレーションでパシャッと撮る、という姿を思い浮かべていたのですが、ちょっと違う。基礎からコツコツと技術をみにつけて、練習を継続していくことが大事っていう視点がなるほど、でした。「技術」って言われるものの共通項ですよね。基礎を早いうち(子どものうち)から身につけることができれば、どんどん表現の幅が広がるはず!!

8歳コドグラファーの写真。あじさい。


最終日には「大切な人」へ
プレゼントする1枚を撮影!

前置きが長くなりましたが、ということで「ホンキのカメラ学」。今回は子ども原っぱ大学では初めての3日間の短期集中学科にしました。そのココロは、基礎をちゃんと身につけて子どもフォトグラファー(=コドグラファー)として独り立ちできるように集中的に取り組んでもらいたいからです。

9歳コドグラファーの写真。小さな小さな水玉


最初の2日間は集中して基礎を身につける時間。まずはシャッタースピード、絞り、ISO値といったカメラの基礎を暗記。そのうえでフィールドに出て撮影会です。実際に、一人1台、一眼レフを貸出ししますので、カメラ片手に撮りたいものを撮りたいように撮る時間、振り返る時間。1日目は鎌倉、2日目動物園と横浜のみなとみらい(予定)、とフィールドを変えて色々な被写体を撮影してみましょう!この2日間は一眼レフカメラの扱い方、絞り、シャッタースピードといった基礎知識を身につけ、静物、動くもの、風景など色んな被写体を撮ることなど写真表現の基本を徹底に覚えてもらう時間にします。この2日間に撮った写真の一部を先生がプリントして、3日目に持ってきてくれます。お互いの写真を見て、比べて、交換して。プチ写真展の開催です。

6歳コドグラファーの作品。砂浜で見つけた貝殻


また、オプションで1日目の夜を中村先生と宿泊するコースを用意する予定です。夜の撮影をしたり、撮ったものをディスプレイで見ながらの反省会したり、先生と写真談義をしながらご飯を食べたり。ゆっくりとした時間を楽しみましょう!※宿泊代のみ別途実費をご負担ください、希望者先着順 宿泊枠は定員に達したため締め切らせていただきます
最終日の3日目は、表現としてのカメラを身に着けてもらう一日です。お題は「自分の大切な人へのプレゼント」。お父さんでも、お母さんでも、お友達でも。自分が大切だと思う人へプレゼントする写真を撮影しましょう。テーマ、被写体は自由。大切な人を思い浮かべて、ポートレイトでもよし、風景でもよし、モノを撮ってもよし。3日間で身に着けた技術を使って「思い」を形にしてみましょう。とっておきの1枚はプリントして額装し、後日お届けします。心を籠めて子どもたちが撮影したプレゼントとしての作品、想像するだけでワクワクしませんか?
今回の場はあくまで深い写真の世界の入口。でも、3日間みっちりとマニュアルモードの一眼レフカメラに接することで、子どもたちがその世界に入っていくきっかけを作れればと思っています。ぜひご参加ください!

先生紹介

中村こども先生
こども写真ラボ合同会社代表。こどもを撮ること、こどもに写真を教えることの専門家。2008年からの3年間で4000人以上のこどもたちを撮影。自身のwebサイト「100ぱーせんとコドモカメラ」でこどもの撮り方を伝える。2012年8月に写真の関わりをさらに広げるべく、こども向け写真教育プロジェクト「codograph」スタート。

codograph:http://codograph.net
100ぱーせんとコドモカメラ:http://kodomocamera.jp/
陽だまりカメラ:http://hidamari-camera.com/

先生からのメッセージ
これからの世界、写真でのコミュニケーションがもっともっと重要になってくると思います。codographでは本格的な一眼レフカメラを子どもたちに渡しています。子どもとカメラの出会いは本物の方がいい。ただ押すだけのオート撮影より、自分で決めなくちゃいけないマニュアルモードの方が子どもたちにはずっと簡単なんです。自分の目の延長として、身体の一部としてカメラを感じてほしい。子どもたちが世界を感じる最高のパートナーとしてカメラを教えたい。そのための理想的な出会いを原っぱ大学の塚越さんと考えてきました。

今回の3日間に参加いただくことで、きっとクラスで一番写真が上手なコになれる。撮った写真から今まで気づかなかった子どもの可能性や興味が見えてきます。我が子をとても素直に凄いと褒めることができるでしょう。カメラは大人とこどものコミュニケーションを助けてくれます。我が家の場合では子どもがライオンやたくさんの動物を撮りたいってすごく強く言うので、いつかサファリに行ってみたいね、なんて話になってます。カメラがなかったら、まずない話です。カメラが日常にあることで日々の思い出を親の目線ではなく、自分の目線で残していくことができるようになる。それは今までにない思い出のアルバムになるでしょう。そんなコドグラファーがたくさん生まれる3日間になればいいと思っています。

大人の参加者の方はいっしょに学びながら、子どもに本気で挑戦してほしいです。自分が撮った写真をどんどん子どもと見せ合って、いっしょに子どもとカメラの出会いを盛り上げてください。単なるよくあるフレーズとしてではなく「子どもの可能性」をダイレクトに感じることができるのではと思います。大人と子どもが本気で競い合えるのはカメラならではです。刺激を与えあって充実した時間を一緒に過ごしましょう!
いつかは子どもたちに写真を教えたいと思ってる人にはこれ以上ない体験になると思います。

 
 

【学科詳細】
日時:
第1日目 3月23日(土)
第2日目 3月24日(日)
第3日目 3月30日(土)
 ※第1日目の夜はオプションで宿泊もご用意します。先着5組ほど(宿の空き状況に寄ります)
 ※宿泊についての詳細はご希望者と直接メールにてやりとりをさせてください

場所:
第1日目 鎌倉市を予定
第2日目 横浜市(野毛山動物園、みなとみらい)を予定
第3日目 葉山町を予定
 ※撮影会の場所は天候、コンディション等により変更の可能性があります
 ※当日の交通費はご負担ください
 ※当日のスケジュール詳細は別途、ご参加いただいた方にお知らせします
 ※雨天決行ですが、当日の流れ、場所は変更になります

参加費:
子ども:1人2万5000円(一眼レフカメラレンタル費、ランチお弁当代3日分含む)
 ※ご両親、小さいご兄弟の付き添いは可能です。ご自身のカメラを持ってきていただければ一緒にカメラの勉強をしていただいても結構です(付き添いの方は参加費無料)。
 ※参加費については事前入金でお願いします。詳細は参加のお申し込みをいただいた方に個別にご連絡します。
 ※宿泊コースにご参加の場合は、別途宿泊料実費をご負担ください(1名素泊まり3500円程度の予定)宿泊は定員に達したため締め切らせていただきます

★大人のみのご参加の場合:1人2万2000円(ランチお弁当代3日分含む)
 ※デジタルカメラをご持参ください。一眼レフカメラ推奨。ご持参のカメラについてご不明点がある場合はお問い合わせください
 ※貸出カメラの台数に限りがあるため、大人の方へのカメラの貸し出しはできません

追加募集!大人のみの方、1日だけ参加を受け付けます
参加費:8000円/1日(ランチお弁当代含む)
 ※申し込みフォーラムの備考欄に「1日参加希望」とご記入のうえ、参加希望日程をご記入ください
 ※デジタルカメラをご持参ください。一眼レフカメラ推奨。

参加対象:
・小学生~中学生
 ※新1年生のご参加も可能です
・大人のみの参加も可能です
 ※子どもたちに刺激を受けて一緒に学びたい大人の方ぜひご参加ください!
 ※大人の方はデジタル一眼レフカメラをご持参ください

募集人数:
子ども10名
 ※最低催行人数 子ども5名
 ※実施の判断は3/17(日)に行います
大人10名程度(付き添いの方は含みません)

 ※参加は締め切らせていただきました。多数のご参加どうもありがとうございます。今後の子ども原っぱ大学のイベントについては当ホームページもしくはFacebookページをご覧ください。
Facebookページ http://www.facebook.com/harappa.daigaku

貸出カメラ・レンズ:
Canon 7D・マクロレンズを予定
 ※カメラは子どもには1人1台お貸しします
 ※貸出カメラ・レンズは変更する場合があります

お申し込み方法:
当ページ最下段のお申し込みフォームにご記入の上、送信ボタンを押してください

当日の流れ:
 ※当日の流れ・撮影場所等は変更になる可能性があります

【第1日目】カメラの基礎を学ぼう
※ご参加者の皆様へ
イベントの詳細はお送りしているご案内メールをご参照ください。下記とは一部変更になっております。

座学でカメラの基本をレクチャー。大人でも案外知らないことが多いのでは。早くカメラを触りたくても、我慢!!じっくりと基本を暗記してから、いざ、フィールドへ~
 10:00  JR鎌倉駅集合 北鎌倉駅集合
 10:30  カメラの基本レクチャー
 12:00  ランチ
 12:30  カメラをもって鎌倉散策(江ノ電⇒大仏⇒稲村ケ崎⇒七里ヶ浜)
 17:00  解散
 ※宿泊組はそのまま宿へ。中村先生とのお話や、夜の撮影会など、昼間とは違ったプログラムをのんびりと楽しみましょう。

【第2日目】街にでて、色んなものを撮影してみよう
1日目で身に着けた基礎知識、基礎スキルをベースに、シチュエーションを変えて、撮影を続けていきます。いつもの町がぜんぜん違って見えるかも!?
 10:00  JR桜木町駅集合
 10:30  野毛山動物園着。動物撮影開始
 12:00  ランチ
 13:00  みなとみらいに移動。撮影開始
 17:00  解散
 ※宿題:第3日目で写真をプレゼントする人を決めてきてねー

【第3日目】大切な人にプレゼントする1枚を
前週の2日間で身に着けた技を使って、「プレゼント」する一枚を撮ろう!その人が何が好きで、どんな写真を喜んでくれるかをじっくり考えながら被写体に向き合ってみよう
 10:00  JR逗子駅集合、バスで葉山へ
 10:30  写真交換会
 ※1日目、2日目で撮った写真をプリントして交換会を実施します
 11:00  葉山の自然を散策(大楠山⇒Syoku-Yabo⇒漁港)
 16:00  撮った写真を振り返り、発表
 17:00  解散

 ※雨天でも開催しますが、流れ・場所は変更になります
 ※イベントの詳細はお申し込みいただいた方にメールにてお伝えします

持ち物:
・屋外でのイベントになりますので、防寒着・雨具をご持参ください
・筆記用具
・レジャーシート
・飲み物は各自ご用意ください(ご参加者のランチお弁当はご用意します)

イベントに関するご質問・お問い合わせ:
こちらのフォームからお送りいただくか、info@harappa-daigaku.jp までメールにてお問い合わせください。