リトル平日クラスレポ☆冬~卒業へ!
こんにちは。エンチョー泰子です。
昨年春から始まりました“リトルコース”。
先日、無事に2つのコースがラストデイを迎え、
31組のファミリー、リトルっ子たちが卒業しました。
今回は、冬~卒業までの活動レポと1年間の振り返り徒然を
書いてみたいと思います。
【季節行事を満喫】
2月の寒い1日。
100saiにて味噌作りをしました。
大豆をつぶす。塩と麹と大豆をまぜる。計る。詰める。
シンプルな工程を、みんなでワイワイと。
色んな人の手によってつくられ、分け合った味噌。
食べるのが待ち遠しい!
リトルみんなの菌がふんだんに笑
おいしくなぁれ!!!
【季節ハズレを満喫】
冬の100saiは、寒い。
晴れていれば、外の方が暖かかったりします。
味噌作りのあとは、みんなで逗子海岸に移動して
冬の海を満喫してしまいました。
静かで、水も空も澄んでいる冬の海。
エンチョー個人的には冬の海が一番好きです。
(というより、我が家は海遊びは年中無休なんですけども・・)
冬の海は初めて来ました、という方も多かったんですけど、
これがまたとっても良い時間。
海は暑い時に遊ぶ場所?いやいや、そんなのもったいない。
即入水の人。砂浜でじーっと座って貝を探す人。
相撲とる人。ママとヤドカリを探しに行く人。
いつもと違った発見があっておもしろい、そこが
“季節ハズレ”の良いところ!
【冬ならではの山の心地よさ】
虫もいない、草木もちょいと伸びるのをお休み中。
焚き火で暖をとってしまえばとっても快適な冬のお山。
そんな冬の日に、夏からせっせとみんなで集めた玉ねぎの皮で染物をしました。
これはもう、ママパパが夢中。
絞り、ボーダー、ああでもない、こうでもない、と職人と化す。
模様を工夫してそれぞれ個性が光る1点ものが出来ました。
ママ達が染物に勤しむ傍ら、リトルっ子たちは
あちこちでそれぞれ遊ぶ。
大人から離れてもへっちゃらになってきて、
この日は大人も子どももまさにホンキの1日。
なんだか、ひとつの村みたいだったなぁ^^
秋からすっかり名物化していた崖登りに加えて、
冬にリトルっ子たちがお気に入りだったのが、「探検」
それも、道無き道をゆく、というワイルドなタイプがお好みでした。
ロープを使って登る、下りる、丸太を渡る。樹をくぐる。
楽しいな。ちょっとこわいな。でも友達と一緒だとやっぱり楽しいのだ!手を差し伸べるって、助けてもらうって、素敵だね。
【いざ卒業】
と言っても、、、
きちんとした卒業式があるわけでもなく。
今後も振替や別のコースなどで会えるので
お別れではないものの、やっぱりひとつの区切り。
この仲間で過ごした1年間の思い出を、何か形に残したいね、と
みんなで話しあって決まったのがこちら。
☆記念樹を村やに植える
ジューンベリーの樹を、村やのてっぺんに植えました。
これがたわわに実ったら、みんなで再度集って食べまくるのです。
☆今のみんなの背を刻む。
3年後にここで再会して、この日の自分と背比べするよ。
☆タイムカプセル
3年後の我が子へ、ママパパからのお手紙を詰め込んで。
夜なべして用意した人、朝の30分でラストスパートかけた人、
「タイムカプセルの中身お忘れなくー!」と言いながら、肝心の缶を忘れた人(私…)
色んなドラマを詰め込んだタイムカプセル!!
開ける日、集う日、楽しみです。
今までの様子も、季節ごとにレポートを
お送りしてきました。(良かったらお読みくださいー)
目に見えて成長していくリトルっ子たち。
目に見えない絆を深めていくおとなたち。
あれやりたい、これやりたい、何にもしたくない!
リトル世代はまさにそんなお年頃。
わがまま言っているのではなく、あくまで自分で「決めている」だけなのですよね。
「自分で決める」
大人になってもとっても大事なこのことを、理屈じゃなくって、感覚で出来るのは、
リトル世代の特権&得意技。 その工程は、いわゆるイヤイヤ期とか、
我が強いとか、ネガティブな表現をされてしまうし付き合う大人は大変だけど。
このはちゃめちゃな時期はとっても愛しい!はず!(笑)
そんな時期のお供に、リトルを選んで集ってくれたみなさん。
いつの間にかリトルっ子に負けじと遊び上手になっていく
おとなたちの遊びゴコロ。
そして深いご理解に支えられて1年を終えられたことに感謝でいっぱいです!
一緒に時を重ねた1年間。毎回、というよりも、毎度の瞬間瞬間が尊くて。
成長した、とか、絆が深まったとか、うーん。
そういう言葉では全然足りないのです(笑)
ただここに集う。
小さい人たちがホンキで遊ぶ。
大人が気ままに過ごす。
遊んでればそれはそれはもめ事も生まれるけれど。
大人が気ままに過ごすには、ちょっとだけ勇気が要る時も
あるけれど。
その先にはきっと、自分が自分のまんまで良いんだ、という
その人が生きていくうえで大事な支えになる気持ちが生まれるのかも
知れません。
大げさかもしれないけれど。
私はみんなから、そんなことを教えてもらったように思います。
ありがとう。この言葉を超えた、感謝の気持ちがどうか
みなさんに伝わりますように!!
小さなみんなの未来が大きな幸せいっぱいでありますように。
ゆっくりゆっくり、大きくなあれ!
エンチョー 山田泰子