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1.「言葉みたいなもの」と「言葉」

ブログを続けることが苦手です。

前回、書いていたブログは2012年の10月から2014年の11月まで、55本でした。うむ、思ったより続いていたかな…。でも「書き続けている」人たちの積み重ねには足下に及ばず、くらくらします。

なぜ続かないか。
理由1:頭の中に漂う言葉とキーボードを通してPCの画面に浮かび上がってくる言葉のズレになんだかモヤモヤする(今もそう)。モヤモヤがたまってだんだん億劫になる。
理由2:読んでくださる方にどう思われるかが気になる、SNS上での反応が気になる(自意識過剰)。自意識過剰な自分が嫌になる。だんだん億劫になる。
理由3:書くことが無くなる。ネタ切れ。

やはり、ブログなんぞに手を出さないほうがいいのではないかと思う。が、一昨日に参加した“言葉に真摯に向き合う”方々の集いでいくつか頂いた示唆に励まされ、恐る恐るはじめてみることにします。

・頭の中に漂う「言葉みたいなもの」と書いたり話したりする「言葉」は別のもの
・形になった「言葉」は人からの反応、批評、フィードバックにより深まっていく
・「言葉」を介して思いは広がり、伝わっていく

原っぱ大学は「遊ぶ」ところ。説明はいらいない、言葉なんていらない。この2年、僕はこう思ってきました。山に来てみて、泥んこになって、身体で感じてごらん。ほら、気持ちいいでしょ。言葉にする必要なんてないでしょ。

一昨日の場で思い至ったのは、僕がもしかして「言葉」の力を軽視していたのかもしれないということ。言葉にすることで失われる何かを恐れて、言葉にすることからも逃げていたのかも。「子ども原っぱ大学」をはじめて約5年、「原っぱ大学」に進化してから約2年。そろそろ自分の中に漂う「言葉みたいなもの」と向き合って、自分たちが取り組んできたことを感じてきたことを「言葉」として表してみる時期なのかもと思い至りました。

そんなわけで2017年は僕の頭の中に漂う「言葉みたいなもの」を表出する場として、ブログを60本、書いてみようと思います。おお、目標だ。こういう目標をたてることは久しくしていなかったけど、目標です。でも3つぐらいしか書かないで終わったら恥ずかしいから記事を5本書くまでSNSにはシェアしないでおこう…(中途半端な自意識とは仲良く付き合っていくことにします)。

2016年12月31日@自宅