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夏休みの自由研究(から僕が学んだこと)

ワタクシゴトを少々。というか、いつだってワタクシゴトですね。失礼。

小学校、幼稚園は今日が始業式でした。うちの長男(小2)も今日に向けてこの週末に猛烈に宿題を処理していました。ダンドリが泥縄なことについては、僕もあまり他人のことをとやかく言えたことではないので、今はまあ触れません。ここで書きたいのは「自由研究」‪について。

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今回のエントリーでは長男をほめます。
夏休みの始まりごろ、彼は「自由研究はミニチュアの町を作りたい」と言い出しました。聞いてみると、トミカ(小2ですがトミカ好きです)で遊ぶフィールドを自分で作りたいと。動機は不純ですが、そんなことはどうでもいいのです。自らやりたい、と思うことが僕は大切だと思っています。言い出したのは7月の終わりか8月のはじめ。最終的に制作が進んだのは8月最後の2日間と9月1日。そのダンドリの酷さはさておき、「やりたい」をイメージして、表現して、「完成」させた。そのプロセスをほめたいし、それが大事だと思うんですよね。きっと当初、彼がイメージしていたものと、実際に出来上がったものは全く違う。(最初はすごく大きな町の模型を作ろうとしていたみたいだけど、結局出来上がったのは200mの商店街の1本道分だけ)

でもそれもいいと思っておりまして。どうしたってイメージと現実はズレるものだから。ところどころ手伝ったものの、彼は自分で町を歩いてひとつひとつの店舗を撮影して、建物の大きさをはかって、地図に落として、それで立体模型を作った。そのプロセスの膨大な作業を途中で投げ出さないでやり切った。そういうの、すごくいいなと。

イメージする→言葉にする→実際に手を動かす→やり切る
たぶん、大人も子どももなくて、これをグルグル回していくとどこかに行きつくんだよなーって。そのサイクルをやり切ったムスコをちょいと誇りに思うとともに、自分自身もイメージして、そのイメージを具現化することを愚直にやり切る、そんな暮らし方をしたいなと改めて思いました。

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