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10/4(土)&10/18(土)山田家とゆるり野草盆栽学科

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地面を這いつくばって、野草との一期一会を味わう気軽な盆栽遊び

こんにちは。原っぱ大学ツカコシです。秋の新企画のご案内です!野草で盆栽をつくります(そのまんまでスミマセン)。今度の学科は2週にわたる企画。第1日目(10/4)は大人も子どもも、ぐちゃぐちゃになって思い思いの器を作ります(新聞とセメントを混ぜ合わせた独自の方法です)。第2日目(10/18)では、作った器をもって逗子の山や庭園を歩き、秋の野草を探して器に植えるという、「のんびり」「ゆったり」の気軽な盆栽遊び。伝統と格式にのっとったルールなどありませぬ。頼るは自分の感性のみ!ただただ地面を這って、一期一会の野草との出会いに感謝して、手元の器に1つの世界を創ります。

あっという間に過ぎる時間、会心の作品の愛おしさといったら!

実はこの野草盆栽、僕も何個か作ったのですが、なかなか奥深いです。普段は何気なく踏み歩く足元の世界をじーっと注視してみると、そこには今までまったく気づかなかった世界が広がっているんです。独特の形の苔やシダ、懸命に咲く小さな花、伸びやかな葉っぱ。生き生きとした「世界」がそこに有るんです。

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こっちは春先に僕が作った盆栽(鉢は既製品です)。

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こっちは5歳の娘の作品。

以前作った時のブログはコチラ

10638111_346956568798029_743445239_n子どもたちは案外さっさと草を集めて、あっという間に素敵な鉢を作るのですが、大人は邪念が入って難しいですね。「無心になるんだ」とか自分に言い聞かせつつ作るのですが、それかが却ってダメで、悶々と向き合っているうちにあっという間に時間が経っています。だから、会心の鉢ができたときの愛おしさと言ったら、表現できません。持ち帰って、テーブルに載せて眺めても楽しいという余韻の長い遊びでございます。

ちなみに1日目の器づくりはセメントと新聞紙をぐちゃぐちゃに混ぜて作る独自の方法です。ぐちゃぐちゃと捏ねるのは大人でも楽しいし、焼く必要が無いから失敗もすくないです。冒頭の写真の盆栽、器も僕が作ったんですからね~、エッヘン!下の写真は乾燥させる前の器。右上の大き目のやつがこのページ最上段の大きな写真の盆栽で使っているものです。

 

 
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ゴール、正解がない世界。つくるプロセスのひとつひとつを味わって

今回の「ゆるり野草盆栽学科」を一緒に企画してくれているのは山田家の皆さん。2人の男の子がいる山田家は原っぱ大学の常連さんです。家族で仲良くさせていただくうちに、ご主人の一樹さんが盆栽の世界の門戸を叩いたと聞きました。これは面白いことができそうだと春先から話し、試行錯誤を経てまとまったのが今回の学科です。

踊る山田家。昨年秋の「木と踊る学科」にて。

踊る山田家。昨年秋の「木と踊る学科」にて。

一樹さんの職人気質のこだわりがまずあって、それを解釈してわかりやすく分解して構成する奥様の泰子さんのバランス感覚があって、実際に手を動かして試作品を楽しんで率直な意見を伝えてくれるキッズ2人がいる。そんな風に山田ファミリーが一丸となって企画に育ててくれました。今回の学科には「先生」はいません。一樹さんたちのこだわりは「先生」として何かを教えるのではなくて、その場でその時間を皆さんと一緒に過ごして、面倒な工程そのものを楽しむ、そんな時間を生み出したいということです。ゴールもないし、正解も無い世界。つくるプロセスに没入して、できあがったら、ひとつひとつの作品を評価するのでなく、個性を味わう。堅苦しくなく、大人も子どももなく、そんな楽しみ方をしたいなと。

 

 

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昭和初期から育まれたお庭でうまーいご飯とおばんさいを

会場は昭和の初期から育まれてきた庭園(逗子の山にも野草採集に行く予定)。時間が止まったような独特の雰囲気の庭園です。こうしたイベントはこの庭ができて90年近くでおそらく初開催。正確な場所は参加申込をしてくださった方にお伝えします~。そ、し、て、2日目はご飯つきです。ご飯を提供してくださるのは地元逗子で知る人ぞ知る、出張おばんざいやさん「ひなや」さん。その場で薪で炊いて握る美味しい塩おむすびにたっぷりのおばんざいをふるまってくださいます(予定。メニューは変更の可能性もあります)。お庭でおいしく頂きましょう~。

参加者一同でぐちゃぐちゃになって器を作って、地面を這いつくばって、土にまみれて野草盆栽を試行錯誤で作って、旨いご飯食べて、最後には作品にじっと向き合う、そんな静と動がいりまじる、土臭い感覚重視の素敵な時間をみんなで生み出しましょう!

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【学科詳細】
■日時
第1日目 器づくり 10/4(土)13:30集合 16:00解散
※13:00受付開始、雨天決行

第2日目 盆栽作り 10/18(土)10:30集合 14:30中締め
※10:00受付開始、雨天・荒天の場合には10/26(日)に順延
※第2日目はランチをご用意します

■場所
神奈川県逗子市の庭園および逗子の山
※会場の詳細は参加者の皆様に追ってメールにてお知らせします
※会場には駐車場がありません。お車でご来場の際は近隣の公共駐車場をご利用いただくことになります

■参加対象
どなたでも。
※両日参加が基本となります。
※大人のみのご参加もお待ちしております!
※幼稚園・保育園就園前のお子さんは無料です

■参加費
大人3000円/子ども2000円
※材料費、第2日目のランチ代を含みます
※器を作らない小さいお子さんは参加費がかかりません。

■募集組数
10組
※先着申し込み順。定員になり次第、締め切らせていただきます。

■お申込み方法
当ページ最下段の申込フォーマットよりお申込みください

■持ち物
・汚れてもいい服装
・着替え
・水中メガネ等目を守るもの(第1日目。セメントが目に入るのを防ぐため)
・食器(2日目のみ)

■注意事項:
・第1日目は雨天でも基本的に実施予定です。
・第2日目は雨天・荒天の場合は10月26日(日)に延期します。
・イベントの特性上、天候によりプログラムを変更する場合があります。ご了承ください。
・詳細は参加申し込みをくださった方にメールでお送りします。
・主催者(子ども原っぱ大学、山田家)が、本イベント開催中に撮影した写真・映像等、参加者本人に関する肖像を主催者のウェブサイト、雑誌、新聞等の広告展開、店頭での広告(カタログ、ポスター、チラシ、DVD等)や広報資料等に事前連絡を省略して使用することをご了承ください。

■イベントに関するご質問・お問い合わせ:
こちらのフォームからお送りいただくか、info@harappa-daigaku.jp までメールにてお問い合わせください。

以下のフォームに入力してお申し込みください。フォームが適正に表示されない等、入力ができない場合はinfo@harappa-daigaku.jpまでメールにてご連絡ください。