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第2回「秘密基地づくり学科」レポート

廃材をペイントして基地の部材に。山奥に突然現れるやけに目立つ「秘密基地」

こんにちは。子ども原っぱ大学ツカコシです。先日、1年ぶりに「秘密基地づくり学科」を開催しました(第1回の様子はコチラ)。場所は第1回と同じ三浦半島のSYOKU-YABO農園。農園の裏山を切り拓いて基地を作る、というところまでは前回と一緒です。今回の新しさはSYOKU-YABO農園オーナーのヤスさんの一言から始まりました。「自然素材だけで作るんじゃ面白くないね。本来ならそこにないものが置かれているのがきっと面白いよ。好きにやっていいよー。制限事項は、、、んーー、無いかな。」

基地の素材たち。一番手前はドア。その上はトイレの流しのフタ。


なんと心の広い言葉。なんと夢があふれる言葉。そんな折に僕が出会ったのが今回のゲスト、HandiHouse Project の皆さんです。彼らはデザイン、設計、施工を一括して請け負うプロの建築家集団。しかも施主さんと一緒に現場を作る、というコンセプトで現場を仕切っている原っぱ大学的な(失礼)方々。ヤスさんの一言とハンディの皆さんとの出会いが奇跡を起こしました(大げさな…)。ハンディさんの協力のもと、今回はSYOKU-YABO農園にミニバンいっぱいの建築廃材を基地の材料として持ち込みました。ドアあり、柵あり、塩ビパイプあり、蛇口あり・・・。これら大量の廃材を自由に使ってよろし!そんなコンセプトで基地づくり開始です~。
 

まずは造成予定地の草刈りから。刃物を片手に開拓開始~

今回の秘密基地づくりに参加してくれたのは子ども達で30人、大人、スタッフもあわせると80人超の大所帯。小学生チームと幼稚園生チーム、大人チームに分かれて山に分け入ります。まずは山を開拓するところから基地づくりが始まります。子ども達も草刈り鎌や枝切りばさみを持ってザクザクと開拓開始。刃物をもたせるのはドキドキしますが、大人たちが自分以外の子どもにも指導をしてくれながら、開拓が進みます。ここが本当にありがたいところで、自分の子どもも他人の子どももなく、ひとつの仲間として場がなりたつのは参加者の皆さんのおかげだなぁ、とつくづく毎回思います(いつもマルナゲでスミマセン)。
 

廃材にペイント。ローラー、刷毛、素手でペンキをベタベタに。原っぱ大学恒例の無礼講!

開拓が落ち着いたら今度は廃材にペイント。お気に入りの板切れを廃材の山から見つけてきてローラーや刷毛を使ってペンキをベタベタ塗ります。こちら、当然カオスです。このカオスがいい。一心不乱に色を塗りたくるその姿、たまりません。刷毛だけでは満足いかず、自分の手に色を塗って手形スタンプをする子。ありものの色では満足できず色をぐちゃぐちゃ混ぜ合わせる子。自分の洋服にペイントしだす子、大人と子どものコラボもそこかしこで発生。完全な無礼講なので、子どもも伸び伸び汚れ放題です。全身で描くっていいですよねー。

考えなしに、まるで秘密基地らしくない色のペンキを揃えてしまったがためにサイケな基地が生まれることに・・・

SYOKU-YABO農園の「かてめし」。うまい!


 

トントトトンと里山に気持ちよく響くトンカチの大合唱♪


あっという間のお昼休憩をはさんで午後はいよいよ、基地に建築資材を運び込みます。と、自然発生的にトンカチの音が聞こえだしました。とあるお父さんが作り出した即席のテーブルに刺激を受けたのか、そこかしこで椅子やら看板やら、戸棚やら、廃材の家具が作られ始めました。ちなみに、最初にテーブルを作ったお父さんはいつの間にかテーブル屋さんになっていて、色んな子どものテーブルを作らされる羽目に・・・。秘密基地づくりというよりはDIY教室の様相です。
トントントトトン、トントトトンとトンカチの音の大合唱が里山に響きわたっています。その間を埋めるような笑い声があちこちから湧き上がる。写真じゃなかなか伝わりづらいですが、その場に流れていた音と空気が僕はすごく心地よくて、あー、これをやりたかったんだー、としみじみ思いました。


 

門あり、ブランコあり、滑り台あり。ド派手な「秘密基地」村が山中に出現!

ハンディさんたちのプロの指導のおかげか、基地も着実に仕上がっていきました。看板があるし、カラフルだし、まるで秘密でないところが悩ましい(いや、うれしい)ところなのですが、山の中に大人と子どもの夢が詰まった基地の集落が出来上がりました。門あり、滑り台あり、ブランコあり、ベンチあり、キッチンあり、なんでもアリです!

小学生2人の“ホントの”秘密基地に潜入。きっちり整備された回廊


1点、報告しておかなくてはいけないのは、ちゃんと「秘密」を守り切っている基地もあったこと。前回も参加してくれた小学生2名が、1年前に自然素材で作った基地(奇跡的に残っていました)をひっそりとメンテナンスし、ペンキも使わず、看板も出さず、地味に目立たないままにちょっとだけきれいに整えていました。入口は小さく目立たないのに中は広い。秘密の抜け道もある正統派秘密基地です。彼ら曰く、「派手に目立つのなんて秘密基地じゃねぇ。看板出すなんてありえねぇ。」
なんと硬派な。どっちも正解!いろんな形の基地があるのがうれしいなぁ。

SYOKU-YABO農園では秘密基地をこの場所にとっておいてくださる&一般のお客さんの出入りも自由だそうです。ぜひ皆さん、遊びに行って基地を増築するなり、メンテナンスするなり、してみてください(世界初のオープン秘密基地!)。原っぱ大学でも第3回を企画しようと思います~。

あー、楽しかった。
最後になりましたが、ご参加いただいた皆さん、HandiHouse Projectの皆さん、SYOKU-YABO農園の皆さん、スタッフのみんな、どうもありがとうございました!!

Very Special Thanks to HandiHouse Project !!


 

当日の写真はこちらもご覧ください!