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2019年冬 セイシュンラボ体験会レポート

こんにちは。ガクチョーツカコシです。この冬休みに、HandiHouse project(以下ハンディ)と共同で企画している「セイシュンラボ」の体験会を実施しました。

「セイシュンラボ」は10歳‐15歳の仲間たちと一緒にハンディの活動拠点、鶴見にある巨大倉庫「HandiLabo」内に秘密基地を作るプロジェクト。体験会では約20名の参加者が2日間にわたり、仲間と一緒に思い切り「つくる」時間を楽しんでくれました。(体験会の募集告知はこちら

現場は雰囲気ばっちりの巨大な倉庫。ハンディのみんなが集めてくれたたくさんの廃材とプロの道具がたくさん。盛り上がらない訳はない、と思いつつも、どんな場になるか我らスタッフ一同、ドキドキでした…。

ふたを開けてみれば心配ご無用。「本物」を目の前にしたときの参加者たちの反応のすばらしさたるや、言葉にできません。あっという間に道具に、材料に群がり、思い思いの制作に取り掛かっていきます。しかも、「秘密基地をつくる」といって集まってきたにも関わらず作るものは本当にさまざま。「基地」っぽいものを作る子はもちろん、タンス、テーブル、イス、車、滑り台…。想像の赴くままに、手が動くままに色んなものが生まれてきました。

ただ初日、参加者の戸惑いも感じることができました。色んなイメージを頭の中に抱いて現場に来てくれたようですが、いざ、手を動かすとまったくもってイメージ通りにいかない…。現実のものづくりと妄想のギャップ、この壁にぶつかる子が続出でした。

壁への反応も様々。粘ってあーだこーだ考え続ける子、大人に聞きに来る子、諦める子、遊び始める子…。場を作っている我々からすると、どの反応も尊いのですが、特に手を差し伸べず放置。ぐちゃぐちゃのまま、1日目が終わりました。

初日から1週間ほどあいての2日目。参加者ひとりひとりの様子が違いました。道具の使い方、大人への質問の精度、設計図の確かさ、仲間の巻き込み方…。たった1日の経験でも彼らのものづくりに変化が生まれたのが感じられました。何よりもたくましいな、と思ったのが壁にぶち当たった時の反応。初日の印象はイメージ通りできなかったら諦める、別のことに興味が移る、という反応が多かったのですが、2日目は粘る。粘って考えて相談して、別の方法で目的を実現する方策を手にしようとしている。

なんというか、ノリにゆだねた「遊び」が「ものづくり」に昇華していく瞬間に立ち会わせてもらった気がします。感じるままに、勢いに乗って、深く考えず「遊ぶ」ことはすごく大事(←原っぱ大学が、僕がずっと大切にしてきていることです)。でもたぶん、このセイシュン世代の子らはそれだけでは飽き足らず、失敗して、考えて、試行錯誤して、仲間と相談して、目的に向かって形をつくる、そんな機会を欲しているし、その機会を手にした時の輝きが素晴らしい。

「秘密基地」はもちろん完成していないし、それぞれが作ったものは志半ばで終わってしまっているものも多々あります。でも、こんな機会を継続的につくっていければ間違いなく素晴らしい場になる、と実感できた2日間でした。参加してくれた皆さん、どうもありがとー!

この体験会を受けて、4月よりセイシュンラボ第1期を定期プログラムとして開催予定です。募集開始までしばしお待ちを!