リトルコース☆活動レポート
こんにちは。
リトルコース・エンチョー泰子です。
2016春に開校しました、原っぱ大学リトルコース。
現在は月に2回、平日の真ん中水曜にふたつのコースが開催されており、
逗子近隣から、藤沢・横浜・都内・遠くは千葉から!
30組を超える親子が参加してくれています。(リトルっ子達の年齢は
主に2歳~4歳。)
早いもので、スタートから半年… (にして、ここでの活動レポはお初(;^_^A)
今回は、春・夏の活動と、秋の始まりのまさに「今」の姿をたっぷりと
レポートしたいと思います。
リトルコースのメインの活動フィールドは、ご存じ逗子の里山、通称「村や」と、
古民家100sai。
初めましての入学式を終えると早くも梅雨。そして夏の到来。
暑い暑い、本当ーに暑かった夏は、少しでも涼をとるべく、
場所を変えて活動しました。
逗子海岸で磯遊び。
小さいひとたちが、小さい生き物と戯れる。
潮が満ちたら、SUPで、サーフボードで、いっちょまえに波と戯れる。
波を見てると楽しい。近づくとこわい。
生き物が見つかると嬉しい、触るとちょっとキモチワルイ。
古民家100saiで、流しソーメン。
いつも賑やかなリトルっ子たちが黙々と、とにかくほおばる。
いつの間にか自分にとって食べやすい位置にたたずんで、
ひたすらにほおばる。
お腹いっぱいになると、また遊ぶ。
葉山湘南国際村の中にある、「森と畑の学校」へ遠足。
木陰と、風がソヨソヨと気持ちいい場所です。
とれたての野菜をそのままパクリ。
自然の味を、パクリ。
虫を見つけて、やぎに出会って、びっくりパチクリ。
山でも、海でも、遠足でも、大汗かいて、「そのまんま」の姿で過ごした夏。
と、毎回楽しい仕掛け(と、思っています。はい。)を用意しているものの、
合い言葉は、「やっても良し、やらぬも良し。」
やらなきゃいけない、やらせなければーーー!!と仕向けるのではなく、
大人も子どもも、自分の気が向いたときに、やりたいことをやる。
大人がきっかけを作ることで子どもの「楽しい」が広がることも
もちろん、あると思います。
でも。
子ども達は好奇心のかたまり。大人から見たら
なんてことない場面でも、本人にとっては身体中のセンサー
でいろんなことをキャッチしている尊い瞬間であり、
その子だけの、お宝タイム。
出来る限り、そのお宝をそのままに、自分発信の動きで過ごして欲しい。
むしろ、しかけから外れたところで生まれるあそびを目にすると、
「いいねいいねー」と私たちはにんまりしてしまうのです。
さて、大人も負けてはいられませぬ。
この場を受け身で過ごすのではなく、みんなに主役になってもらうには、はて
どうしたものか。いや、考える前に、聞いてみようっと。というわけで、
「この先リトルでやってみたいこと、何かある人ー??」
と、ある夏の日に聞いてみたところ、出てくる出てくる!!!
お母さんお父さんたちの「やってみたい」あんなことこんなこと。
そのひとつがこちら。
「段ボール祭りリトルversionをやりたい!」
言い出しっぺが、その時その気になった人が、隊長。
そこに周りも加わって、初めは遠くから見ていた人が、
しまいには仕切りに仕切って、ホンキの大人たちが、おとなげなく笑
楽しみました。(あ、もちろん、子どもも。)
全部というわけにはいかないかも知れないけれど、
ここから卒業までの間に、なるべくみなさんの「やってみたい」を形にしたい。
そんなことをもくろんでおります。
そして秋到来。
待ってましたの、山がとっても気持ち良い季節がやってきました。
久しぶりに山に登ってくるリトルっ子たち。
春は大人に手を引かれ、途中は抱っこにおんぶだった子が、
サクサクっとひとりで登る。
場に慣れ、人に慣れ、身体の成長だけでなく、表情も言葉も、
動きも、変化しまくりの今です。
少しずつ親のそばを離れて遊んだり、名前を呼びあって子ども同士の
距離がぐっと近づいたり。
急な崖登りも、この表情!!!
こーんなことまで、出来ちゃうよ。
愛しい成長過程のひとつとしてはずせない、
“子ども同士の小競り合い”も、もちろんあります。でも、それも
みんなが安心して「自分」を出せるようになってきた証拠。
途中で止めたり、ごまかしてその場を丸くおさめるのではなく。
ここでもあくまでも、見守りに徹します。(よほど危険が生じないかぎり。)
感情を出し切る、言葉で伝え切る。
その先に、きっとその子にとっての「次」が待っているから。
(と言っても、母の胸中はぎゅぎゅっと痛むもの。そこも含め、
丸ごとみんなでそっと寄り添い合えたらなーと、思います。)
場に慣れ、人に慣れる。その先に産まれるのは、目に見えるリトルっ子達の成長と、
目には見えない大人同士の信頼関係。それが深まるほどに、
母の肩の力も抜けていくというもの。
「ここでは、私も、私で良いんだ。」
「話しても、話さなくても、この仲間と居るだけで心地がいい。」
「温かい目で見守りあえる。だから、わが子が泣いても、慌てなくていい。」
参加者の中から、こんなお声も頂くようになりました。(嬉しいなぁ。)
私たちが目指す、「お互いに迷惑をかけあう!!」が、回を重ねるにつれて、
浸透してきているように思います。(だと良いなぁ。)
そしてリトルコースを語るに外せないのが、「同じ釜の飯を食べる」こと。
お料理バンチョー あやさんが毎回愛情たっぷりに作ってくれる
お昼ご飯です!!
これはもう、大人、子ども、スタッフ(笑)みんなのお楽しみ。
あやさんのご飯は、心の栄養満点なのです。
みんなで美味しいものを食べる。
普段は少食の子も、ここに来るとモリモリ食べる。
早弁ならぬ、早おむすびの図は、もはや恒例になっています。
食べる 遊ぶ 寝る
ただこれだけで、母の仕事は大忙し。
その一部を少しでもこちらが担って負担と荷物を減らしてあげたい。
私たちが直接子どもたちにしてあげられることなど、本当に微々たるもの。
小さい人たちは、たくましいのです。育ってゆくのです。
しかしそこには、やっぱり1番そばにいる大人がどう在るか、が大切☆
他ならぬ、お母さんに、お父さんに
“身軽に、気楽に、ゆるりと過ごしてほしい。”
ここに、実は私たちがリトルコースに寄せる想いがつまっていたりも、するのです。
というわけで、長くなりました!(つい・・・・思いが溢れました(笑))
平日クラスのレポートはここまでといたします。
また秋冬の様子もご報告しますね。
そしていよいよ今週末からは、リトル週末クラス第1期のスタートです。
どのような出会いになるか、今からとっても楽しみです。
※ 【11月より、リトルの活動時間に体験希望者を受け入れます☆】
ご興味を持ってくださった方、1度遊びにいらっしゃいませんか?
平日コース 毎週水曜日(第5水曜を除く)
10時~13時 村やにて 雨天時は100saiにて
週末コース 毎月第4土曜日
10時~13時 村やにて 雨天時は中止
体験費用は無料です。
ご希望の方は →体験申込みフォーム からお申込みください。
お待ちしております!!