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3/15 第0期 フィールドワーク第1回 レポート「森の小屋づくり開始」

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原っぱ開拓エリアの森に「小屋」作りをスタート


こんにちは。原っぱ大学 ツカコシです。先日は原っぱ大学 第0期のフィールドワーク1回目でした。週の前半まで雨の予報でしたが皆さんの念が通じて見事に雨雲を吹き飛ばし、春を感じる「村や」でのフィールドワークとなりました。

今回はフィールドワーク1回目として、僕らが入学式の時に開拓したエリアに「小屋」をつくりはじめることにしました。小屋をつくると、土地の特性が見える、愛着が湧く、頭を使う、身体を使う、連帯感が生まれる。といいことづくめなのであります。目標は夏明けにそれぞれの小屋で宿泊すること。はてさて、快適な小屋ができあがるのかどうか。

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5チーム+1に分かれて各々が好き勝手につくりだす

小屋づくり、ワクワクするのですが3つ問題があると僕は感じていました。
その1:大人が夢中になり過ぎて、子どもそっちのけになってしまう場合がある。
その2:人数が多いとお互い様子を見てしまってなかなか主体的に行動しづらい。
その3:自分の小屋に執着しすぎて視野が狭くなったり狭い仲間だけと仲良くなってしまう。

その「問題」を解決するために3つの「小屋づくりメソッド」を導入しました(そんな大げさなものではないけど)。

その1:「子ども特区」の設定。大人の手が入らない、大人立ち入り禁止の子どもだけのための場所。好き放題子どもが遊ぶホンキの「隠れ家」エリア。子どもは存分にそこで遊べる。もちろん、子どもは特区以外のところでも好きに遊べる。

その2:全体(全部で31家族)を5チームに分けて5つの小屋を作ることに。小さいチームにすることに必然的に「仕事」が生まれる。

その3:小屋づくりは1回では到底完結しないのですが、毎回、フィールドワークの度にチームをバラして、入れ替えていく、という「コラボレーション小屋づくり」スタイルにしました。つまり、前回途中まで作った小屋と違う小屋を違うチームでつくることになるということでして。最終的な「小屋」の形は出来上がるまで誰もわからないという。この仕立てにすると、たくさんの人と仲良くなれる&ひとつの小屋を作るのでなく、場全体を作る意識が生まれる(生まれるといいなぁ)という狙いで導入してみています。はてさて、うまくいくかどうか…。
→こちら、「ワールドカフェ」というワークショップの方法にヒントを取り入れた、本邦初の「ワールド小屋づくり」です。

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地形の制約によって独自の進化を遂げる小屋たち

前置きが長くなりました。小屋の資材は竹、廃材、丸太、そこらへんに転がっている枝etc。5つの小屋造成予定エリアは地形がさまざま。四方を太い木に囲まれて安定した小屋が作れそうな場所もあれば、傾斜がきつくて、まずはフラットな土地を作らないと話にならないエリアまで。各チーム、抽選で決まったエリアに向かい、作戦会議です。手を動かす前に頭を使って方向性を議論するのが大人の特徴。

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一方の子どもたちは「子ども特区」へもぐりこみどんどん作業を進めていきます。まずは身体を動かして、理由付けは後から。そんな子どもスタンスは毎度のことながら、あっぱれと思います。

大人達も動き始めると集中力がすごい。それぞれの「作品」をご紹介。

■1番地 竹と生木を組み合わせた高床式
四方を木で囲まれたフラットなエリア。4本の立木に竹をくくりつけ「高床式」小屋づくり。しっかりと安定して気持ちのいい正方形の床が出来上がりました。一番、完成イメージがつきやすいので、どう想像を超えた形に変化していくか楽しみです。
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■2番地 自然素材の即興野人スタイル
1番地の対局。完全自然素材の野人スタイル。即興的にそこらへんの枝を組み合わせて屋根を作っていくという「エコフレンドリー型」小屋です。小さい子どもたちも積極的に作業に参加。いい感じの共同作業が行われていました。ただ、風、雨がしのげるかもよくわからない。床が土のママなので、寝られるかも不明。非常にポテンシャルを感じさせてくれる小屋であります。
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■3番地 基礎部に圧倒的なこだわりの現代建築風
こちらは現代建築風のしっかりとした「土台」を組み上げていました。小学生の子どもたちが作業にいい感じで参加しておりまして、トンカチを使って土台の骨組みを必死につくっていました。いい感じで安定したベースができたのですが、これからどう「小屋」に仕立てるのか。実はだれもイメージがついていない。はて、どうするんでしょう。
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■4番地 傾斜を生かした高床式テラス型
4番地と5番地は1段高いエリアを開拓しているのですがここの地形がかなりの傾斜。このハードな傾斜にどう対応するのかと思っていたら、こんなテラスのような、高床式に仕立て上げられました。フラットエリアがないなら、自分たちで作ってしまえ、という発想、素敵です。ここに小屋が仕上がったら格好いいなー。
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■5番地 傾斜を掘削した穴倉式
お隣、5番地も坂が急なエリア。このチームは逆の発想で、フラットエリアが無いなら、掘ってしまえ、ということで、お父さんたちが一致団結し、ツルハシとスコップで斜面を掘り進め、穴倉式の小屋を作り上げました。この発想はなかった…。雨の影響がどう出るか微妙ですが、安全で快適そうな小屋の基部が出来上がりました。
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■子ども特区 野戦型秘密基地王道スタイル
特別に撮影に入らせてもらうと、こんな感じで、野性的な秘密エリアが山中に密かに建造されておりました。
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ということで、5組+1の小屋が作られつつあります。今後、どんな形に進化していくのかとっても楽しみです!今回も泥まみれ、枯葉まみれ、煙まみれでの作業、おつかれさまでした!
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